31歳の決意。

【目次】

・日本に戻って来ておよそ半年が経った

・帰国後すぐに得た仕事の依頼

・日本での代わり映えのないルーチン生活

・トロントでの2年半の生活が終わった。さぁ、どう生きるか。

・東日本大震災から学んだ、形あるものの脆さ

・トロント生活、語学学校での友人の死

・繰り返しの生活の中に進化はあるのか?

・自分が30代で手に入れたいもの4

日本に戻って来ておよそ半年が経った

驚かれるが、27歳ぐらいまで海外に行ったことがなかった。

海外どうのこうのよりもまず、フリーランスのデザイナーとして独り立ちするということが20代の目標だったため、海外旅行は愚か27歳ぐらいまでは日本国内の旅行もそこまで行ったことがなかった。

そんな自分も31歳の今、この数年で15カ国を旅した。

日本社会では、大人になって本格的に海外を旅をすることに否定的な意見が多いかもしれない。

学生の時によく聞いた「自分探しの旅」、この言葉を聞いて改めてどう思うだろうか。

はっきり言って、そんなもので見つかるわけがないと思っている自分がいたし、今も半分思っている。

トロントに2年半住み、日本へ帰る前にメキシコ、グアテマラ、コスタリカという中米の旅を行った。

その数ヶ月前にもキューバ、ニューヨークと旅した自分は、少し旅疲れをしていた。

日本に帰える飛行機の中で、もう1年ぐらいは海外を旅しなくてもいいだろうなと思っていた。

帰国後すぐに得た仕事の依頼

カナダにいる間は映像の仕事はなかなかできない。

大抵はグラフィックデザインの仕事がほとんどだ。

しかし、帰国後すぐに、日本で住んでいた時によく依頼してくれていた会社から映像制作の制作の依頼が再びあった。

僕の帰国情報を聞きつけたようで、これは素直に嬉しく今でも多くの依頼を受けている。

海外に長期で住む前は周りの人間から、帰国後の仕事はどうするのかとよく心配されたが、カナダにいる間でも日本からはずっと仕事はできていたし、帰って来ても依頼してくれる会社が多くある事実が本当に自信につながった。

カナダに住む前にあった不安はこの2年半の経験で消え去ったのである。

日本での代わり映えのないルーチン生活

仕事は大好きだし、依頼も多く、11月から2018年4月まで本当に忙しい日々を送っていた。

それに2年半ぶりの本帰国で、日本を満喫する気は満々。

しかし、半年も経てばそれに慣れ始め、月曜日から金曜日まで猛烈に働き、土日に友人や女の子と酒を飲むの繰り返し。

さらに、2010年に大学を卒業して、フリーランスのデザイナーとして活動を始めてから8年という月日が経っていた。

8年という年月の中で、グラフィックデザインからイラスト、WEB、映像と様々な方面に手をだし、個人でバシバシと仕事をしていくと、制作のスピードもぐんぐんと上がっていき、1ヶ月みっちり働かなくても月の生活費以上のものは楽に手に入るようになる。

カナダでの生活で英語が話せるようになり、フリーランスのクリエイターとして8年間働き、なにか大きな変化を求めている自分がいた。

トロントでの2年半の生活が終わった。さぁ、どう生きるか。

看護師が死を直前にした人たちが口にする後悔をまとめた記事なんてのもがある。

人によってそれぞれだろうし、誰が書いた記事なのかも不明確なこともあるが、

やはり、そうなのだろう。

それを読むと、たしかに今やらなければ後悔しそうなものが沢山書かれている。

自分は大学を卒業し、フリーランスのデザイナーとして食っていけている。そして、カナダ生活の2年半を終えて、英語も話せるようになった。

そして31歳、自分の人生を考えた時に、

「人生って思ったよりながく、まだまだ何でもできるんだな」と思った。

フリーランスのデザイナー、アートディレクターとしても8年目に突入し、

お金の稼ぎ方ももうわかった。

仕事とというものが何なのかもわかった。

そして、この次の人生の段階として、自分だけの人生を作っていくということを真面目にやらなくてはと真剣におもっている。

そこには、今まで20代で経験した色々なことが理由になっているのだ。

東日本大震災から学んだ、形あるものの脆さ

震災から1ヶ月もしないうちに、僕はカメラマンとして被災地に何回も訪れさせていただける機会があった。しかも、千葉県から岩手県まで、半年に渡り本当に隅々まで多くの被災地を周らせてもらうことができた。

崩壊し、家も車も何もかもがめちゃくちゃになっている街を五感で感じ、形あるものは必ず終わりを迎えることを知った。

そこからデザイナーという職業でありながら、資本主義の社会で生きていながら、自分は服や靴、時計などそういうった形あるものにあまり関心がなくなってしまった。

それよりも、知識や経験、語学に教育というったものだけが、永遠に残すことができるのだとわかった。

それに、ものは誰かに渡してしまえばなくなるが、形のないものは他人に分けてあげて自分の中に残る、ここからさらに僕の価値観は変わっていった。

トロント生活、語学学校での友人の死

同じ選択授業を取っていた友人が急死した。

彼はペルーから来ていた物静かな学生。

選択授業でしか一緒のクラスにならなかったため、同じグループになる時以外はあまり話したこともなかったが、とても温厚そうな雰囲気の彼とは顔見知りであった。

ある日、同じ選択授業を取っていた韓国人の友人から彼がなくなったことを聞いた。

初めはなんのことをいっているのかもわからず、何か冗談をいっているのだろうと思った。

しかし細かく聞いてみると、彼がペルーに帰国する一週間前に、自分の部屋でなくなっているのが見つかったらしい。

病気や事故ではなく、突然死とのことだった。

僕が通っていた学校はILACというカナダでも一番大きな語学学校の一つで、毎年数千人の生徒が入学する。

だからこそ、数年に一度はこういった事故があるらしい。

帰国1週間前の突然の死だ。

彼の帰りを待つ家族と、自分の家族や親族のことを重ねて考えると、カナダという自分が生まれ育った地ではない場所で亡くなることの無念さと、それが誰にでも起こる可能性があるという事実に、生きるということをとても考えさせられたのを覚えている。

「生きる」ってなんだ。

繰り返しの生活の中に進化はあるのか?

毎日同じような生活をただくりかえし、何百回も通った通勤路を無意識に通り、

週末のために1週間の5日を過ごすなんてことはやはり自分にはできない。

ロマンチストではないが、

自分という人間が生まれた奇跡は本当にすごい確率だと思っている。

その命を無駄にしないためにも、祖父母から、そして親からもらったこの身体で、地球というものをめいいっぱい感じ、今の時代にあ生き方がしたいのだ。

インターネットがこれだけ発展し、昔では考えられないような格安航空チケットが買えるようになった今尚、昔のような価値観で働いている人を見ると本当に祖父母の世代の人たちと話しているように感じてしまう。

20代前半、才能や技術をお金に変えられるレベルまで持っていくことができていなかった時代。ただ作りまくって飯食って寝るの繰り返し、これはこれで本当に必要な時間だったと思う。

しかし、30代は効率化も覚え、時間もある。

この先に何をしていくべきかを考えた。

自分が30代で手に入れたいもの4

1、ネイティブレベルの英語能力

これは現代を生きる人間としては当たり前だと思う。

同時通訳のガジェットも発展しているが、本当に和気あいあいと喋るにはまだまだ全然技術が追いついていない。また、言語を学んでいく中で、その背景にある様々な文化や歴史を知ることができる。何ヶ国語喋れるというのは、それだけで教養があるという風に見れる。

2、多くの国を旅した経験とその知識

人間はいずれ死ぬ。

今思うと、カナダで英語を勉強した2年半、15カ国を旅した経験がない人生を僕は本当に考えられない。この経験がどれだけ視野を広げ、ネガティブな状況の中でもポジティブなメンタルを手に入れることができるようになったのか、本当に言葉で表すことができない。

しかも、はじめの15カ国では、自分はまだ旅の初心者だった。

そこに自分の成長の可能性があるとみている。

世界には数千年の歴史を持った文化や遺跡、そして建築屋アートなど様々なものが点在しているのだ。ここ数年の流行りや、後世に残らないであろうものを追うよりも、今からだが動き、まだ考え方も柔軟な今、ホンモノを体の中に吸収していかなければと思っている。

また、今は格安航空のチケットが本当にとんでもないことになっている。

バンコク(タイ)、セブ(フィリピン)まで往復のチケットが3万円以内で手に入ってしまうのだ。少し前には韓国までのチケットがそのくらいの値段だったのに対し、今ではタイから日本への旅行しにくる客が増えたおかげで、格安航空券がさらに安くなっているのだ。

日本のミュージックビデオや映像作品を見るとみんな国内で撮影をしている。世界というこれだけ広い場所があるのにその経験がないからイマジネーションも外に出ていかないのだろう。

多くの国を経験して入れば、ものづくりの人間としても、いろいろなオプションを持つことができるのに。

3、時代に見合ったワークスキル (3年単位で新たなスキルを身につける)
今、自分ができるスキルとして、グラフィックデザイン、WEBデザイン、映像ディレクター、映像編集、イラストレーションなど様々なものができるようになった。

昔はこれらの才能は全く別のものと考えられていたため、今でもこれらを複合的に考えられていない人が多い。PCが多くの作業を複合的に、しかも短時間で処理できるようになった現代に置いて、一人で多くのことをするマルチスキルの時代になったと考えている。

もちろん飛び抜けたスキルも必要だが、それとは付随して多くのスキルがあったほうがいい。

昔は映像を作るにも、プロデューサー、現場ディレクター、カメラマン、編集マン、デザイナー、イラストレーターと多くの人間が必要だったが、今ではそれらの役割を兼任してできるのだ、そうすることにより、各プロフェッショナル間のやりとりにかかる時間は短縮され、それら全てのギャランティが一気に自分に入ってくるようになっているのだ。

そのため、ギャラを支払う会社も昔より多く支払わなくてすみ、クリエイターは一個の仕事でかなり大きな額のギャラを得ることができる。そして、制作スピードも昔より断然早く制作することができるのだ。

このようなスキルを3年単位で増やしていけば、とんでもない人間になれるだろう。

それがPCなどで可能な時代なのだ。

それができることで一生食いっぱぐれることはない。

地下未来、雇用される側と、雇用する側という関係性もなくなるという学者もいた。

この考えに僕はとても賛同している。

4.自分の人生を表せるような何かを創造する

自分の能力からするに何かクリエイティブなことであるに違いないとは思っているが、これには時間を要することはわかっている。

世界を旅しながら、自分がこれから身につけていくスキルを通して、何を表現するのかを見つけていかなければならない。

正直、お金を稼ぐことはめちゃくちゃ簡単だ。

それよりも誰にも流されずに、自分が後悔しないの生き方をしていくことの方が難しい。

まして、その中で自分が本当に納得できる作品が作れるのかどうか。

上記4項目が、今現在自分が30代で手に入れたいものだ。

歳を重ねるにつれ、自分の会社だ、家族だとまた変化はしていくだろうが、まずは上記の4つを自分の人生の軸にすえる。

この記事の終わりに

トロントにいるときに、仲の良い友人リオが始めたのを見て、

自分も興味をもち何気なく始めたこのブログ。

正直、誰のためにやっているのか当時はわからなかったが、

これからは自分のためにどんどん使っていこうと思った。

いつか人間は死ぬ。

だから、どこかで自分がいなくなってもそれまでに考えていたことが残るように、

そして、年取ったときに自分の成長ん過程を追って見れるように。

そんなこんなで、時間あるときに更新していきます。

自分のためのものが、実は他人にとっても一番ためになっていたりするからね!

31歳だからこそ、旅をする。

人生が一回しかないということを、人はあまり知らない。知らないと!

Anyway, Later!

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